伊藤塗装

こんにちは伊藤塗装です。本日は、ガルバリウム鋼板の屋根塗装（下塗り）を中心に、付帯部の錆止め、そして養生を行いました。
屋根塗装は「何を塗るか」も大切ですが、実はそれ以上に**“塗る前の準備”で寿命が変わります。**今日はその準備をしっかり行った一日です。

本日の作業内容

• ガルバリウム鋼板屋根：全面ペーパーがけ（足付け・目荒らし）

• 屋根の下塗り（錆止め）：日本ペイント弱溶剤2液エポキシ錆止め塗料（ハイポンファインプライマーⅡ）

• 付帯部（金具など鉄部）：ケレン（サビ落とし）＋錆止め

• 養生：飛散防止・汚れ防止・ラインをきれいに出すための準備

ガルバリウム鋼板の屋根塗装で大事なのは「密着」

ガルバリウム鋼板は耐久性の高い屋根材ですが、表面が比較的つるっとしているため、塗装では**塗料がしっかり食いつく状態（密着性）**をつくる必要があります。
そこで行うのが、**ペーパーがけ（足付け）**です。

足付けとは、表面に細かいキズをつけて、塗料が密着しやすい“下地”をつくる作業のこと。ここを省くと、数年で塗膜の浮き・はがれにつながることがあります。地味ですが、長持ちのためには欠かせない工程です。

手作業で全面ペーパーがけ（目荒らし）を実施

今回は屋根全体を、手作業で丁寧に全面ペーパーがけしました。
特に注意したのは、重なり部分・端部・ビス周りなど、劣化が出やすいポイントです。細かい部分ほど手を抜かず、塗り替え後に差が出ないように下地を整えました。

下塗りは2液型錆止め日本ペイント「ハイポンファインプライマーⅡ」

足付け後は、下塗り（錆止め）として 日本ペイントのハイポンファインプライマーⅡ（2液型）を使用しました。
2液型は、主剤と硬化剤を混ぜて反応させるタイプで、しっかり固まりやすく、屋根のような過酷な環境でも強い塗膜になりやすいのが特徴です。

また、錆止めは「塗ればOK」ではありません。
**適切な膜厚（塗る厚み）**と、乾燥時間を守ることで性能が発揮されます。天候・風・日当たりも見ながら、ムラや塗り残しが出ないように丁寧に塗装しました。

付帯部の錆止めと養生も同時

屋根だけがきれいでも、金具や鉄部がサビていると見た目も耐久性も落ちます。今日は付帯部も、ケレン（サビ落とし）→錆止めまで進めました。
さらに養生は、飛散防止だけでなく、仕上がりの線（境目）をきれいに出すための大切な作業です。最後に「きれいだね」と言っていただけるかは、養生の丁寧さでも変わります。

足付け「あり／なし」で何が違う？（わかりやすく）

これからの工程

下塗りがしっかり乾燥したら、次は中塗り→上塗りへ進みます。焦って重ね塗りはせず、乾燥時間を確保しながら、長持ちする屋根に仕上げていきます。

お問い合わせ（無料点検）

「屋根の色あせ」「うっすらサビ」「塗膜のはがれ」などが気になる方は、早めの点検が安心です。
伊藤塗装では、現地で状態を確認し、必要な工程だけをわかりやすくご説明します。藤沢市湘南台周辺の屋根塗装はお気軽にご相談ください。

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