ファイン4Fセラミックは世界初の4フッ素化フッ素構造の塗料
ファイン4Fセラミックは、日本ペイントが開発した世界で初めての4フッ素化フッ素構造を持つセラミック樹脂塗料です。
これまでにもフッ素系塗料はありましたが、3フッ素化フッ素と呼ばれるもので、塩素系の劣化が弱点でした。
しかしファイン4Fセラミックは、塩素原子の代用として、フッ素原子をもう一つ追加するとともに、セラミック変成樹脂を加えることで、高い耐久性を持つ塗料として人気があります。
ファイン4Fセラミックのメリットは?
ファイン4Fセラミックには、たくさんのメリットがあります。
1つ目は、シリコンやラジカル塗料、および他のフッ素系塗料と比べると、高い耐久性というメリットです。
一回の施工で、他の塗料よりもはるかに長い期間、住宅を守ることができます。
2つ目のメリットは、親水性が高い塗料よりもはるかに優秀な超低汚染性があるという点です。
例えば、外壁の汚れの原因の一つとなる雨すじ汚れは、塗料成分に高い親水性があると、水と一緒に汚れが下に流れ落ちやすくなります。
その結果、壁の表面に汚れが付着しづらくなります。
また、防カビや防腐作用も高いため、日当たりが良くない場所でも、カビの発生を抑えることができます。
結果的に、きれいな外観を長期間維持できます。
3つ目は、メンテナンスが楽なので、ランニングコストを最小限に抑えられるという点です。
フッ素系塗料は一般塗料と比べて単価が2倍~3倍程度で、初期費用は高くなります。
しかし、耐久性が高く、塗り直しの頻度が少なくて済みます。
また、汚れにくいというハイスペックな塗料なので、メンテナンスを含めたランニングコストを安く抑えることができます。
ファイン4Fセラミックにデメリットはある?
ファイン4Fセラミックのデメリットは2つあります。
1つ目は、施工費用が高額になるという点です。
一般塗料と比べて割高なので、戸建ての住宅に使用する場合には、住宅の状態や寿命も含めて慎重に検討することが大切です。
2つ目のデメリットは、施工の際に臭みがあるという点です。
ファイン4Fセラミックは油性塗料なので、施工の際には室内および近隣エリアにシンナーのニオイが立ち込めてしまいます。
人によっては頭痛やめまいを起こすこともあります。
そのため施工中は、できるだけ外出したり、部分的に換気をするなどの対策が必要です。
藤沢市の伊藤塗装では、ファイン4Fセラミックも取り扱っています。
お気軽にご相談ください。